今年3月で92歳を迎えた母が昨年に続き第19回目の個展を開いています。
脳梗塞になって今年で29年、不自由な体で書いた作品や写真を展示します。
母も体力的に限界で今回が最後の個展となります

 期間 : 5月14日(火)~5月26日(日) 5月20日(月)21日(火)休み
 会場 : カフェ・ド・ちゃあみいミニギャラリー
狭山市中央4-26-1 (04-2958-3797)
近くの方は是非見に行って頂ければありがたいです。
その時は『おっちょんのブログを見た』と母に声を掛けて下さいね。
来られない方のために作品や会場の様子も今後アップしますのでよろしくお願い致します。

外では両手で二本の杖をつくか、家の中では手すりを掴まないとまったく歩けなくなりました。それでも昔ながらの重い銀塩カメラに望遠レンズを付けて作品を撮り続けています。まともに立つことが出来ませんので三脚は一切使わずすべて手持ちです。しかも車いすに乗ったままの撮影です。自分では車いすは動かせませんので介護してくれる仲間の助けがないと撮影できません。92歳という年齢や脳梗塞で不自由な体ということを考慮して作品を見て頂けたらと思います。


今回は作品N0.13~作品N0.15を公開致します。
写真ばかりでなく、タイトル、トリミングそれに額も作品の内です。
作品のコメントは会場を訪れた人に渡す目録に記載されて文面を参考にしました。


作品N0.13 
「ママの匂い」 
 兎① 彩の森入間

我が家の愛兎のむっくです。いつもこの公園でリードもつけずに放し飼いで散歩しています。もちろん逃げません。むっくの散歩に初めて母を連れていったときの一コマです。地面に置いていた妻の帽子を加えて遊んでいました。



これが作品N0.13のオリジナル画像です。デジカメではありませんので写真にしたものをスキャナで取り込んだ画像です。



作品はこのようにトリミングされています。



作品N0.14 
「もういいよ」  兎② 彩の森入間公園
むっくのお気に入りのポプラの木の下でただ遊んでいるだけですが、何でもないような後姿が母にはまるでかくれんぼでもしているかの見えたようです。頭隠して尻隠さずですかね



作品N0.13作品N0.14は並べて展示されています


これが作品N0.14のオリジナルの画像です


作品ではこのように両側がトリミングされています。


作品N0.15
花影 
 洋睡蓮  毛呂山町

まったく風のない水面に映り込んだ睡蓮も本物同様見事です



オリジナル画像です


作品はこのように右側がカットされ水連が中央に来ています。



もし上下逆にしてもあまり不自然ではないですね



母へ一言コメントを頂けるとありがたいです。
次は利き腕でもない不自由な左手で書いた恒例の作品をアップする予定です。


時間のある方は過去の作品展の様子をご覧になってくださいね。